ヨガには、身体と心のバランスを整える効果があると言われています。しかし、ヨガはゆっくりとした動きで物足りないと感じる方もいるかもしれません。そんな方におすすめなのが、ホットヨガスタジオLAVA(ラバ)のエナジーヨガです。
音や声で体のエネルギーを呼び起こし、様々なポーズでエネルギーを体全体に広げられるヨガになります。身体を大きく動かすポーズが多いため、ハードなレッスンが特徴的です。この記事では、LAVA(ラバ)のエナジーヨガの魅力や効果、注意点などを紹介します。
目次
LAVA(ラバ)のエナジーヨガとは?体と心にエネルギーを与えるヨガの魅力
LAVA(ラバ)のエナジーヨガは、自分の内なる力を目覚めさせるヨガです。音楽や声の振動に合わせて、ねじりやバランスのポーズを行うことで、体の中でエネルギーを生成します。そのエネルギーを、様々な動きを通して、体の隅々まで流していきます。
LAVAエナジーヨガの特徴
LAVAエナジーヨガの特徴を、3つに分けて紹介します。
ダイナミックなポーズが多い
エナジーヨガでは、バランスポーズやツイストポーズなど、大きく身体を動かすポーズが多く登場します。これらのポーズは、筋力や柔軟性、バランス感覚を鍛えるのに効果的です。
ポーズを連続で取っていくことで、心拍数や代謝も上がります。エナジーヨガは、強度が4.0と高めのプログラムなので、運動量も多いことが特徴的なプログラムです。
音楽と声によってエネルギーを感じられる
エナジーヨガでは、音楽がポーズの難易度やテンポに合わせて変わります。インストラクターの声は、音楽と調和してエネルギーを伝えます。そして、音楽と声に身をゆだねることで、自分のエネルギーとつながるプログラムです。
エナジーヨガで流れる音楽は、大きく2種類に分けられます。レッスン中は、エネルギッシュなポーズをするための迫力ある音楽です。壮大な音楽が、疲れた身体をもうひと押ししてくれます。シャバーサナでは、リラックスできるような癒しの音楽が流れます。
レッスン後にエネルギッシュになる
エナジーヨガのレッスン後には、エネルギーが全身に満ちて、活力がみなぎることを感じられます。レッスン中に発散した汗や老廃物は、デトックス効果があります。また、レッスン中に刺激した内臓や神経系は、ホルモンバランスを整えます。エナジーヨガは、身体だけでなく、心もリフレッシュする効果が期待できます。
LAVAエナジーヨガがおすすめの人
エナジーヨガは、ヨガのポーズに慣れてきた方や、身体のエネルギーを生み出したい方におすすめのプログラムです。エナジーヨガは体験レッスンでは受けられないため、注意してください。
エナジーヨガがおすすめの人は、以下のような特徴を持っている人です。
- 元気を出したい人
- 難しいポーズに挑戦したい人
- 体力に自信がある人
ゆっくりとヨガをしたい方や体力に自信がない方には、エナジーヨガは向いてないかもしれません。
LAVAエナジーヨガの流れと時間
このレッスンは60分間で強度4のハードなヨガです。面白くてダイナミックなポーズがたくさんありますがテンポは速くて、ほとんど休まずに体を動かさないといけません。レッスンは以下のように構成されています。
- ウオームアップ(5分間)
- 寝ポーズ(5分間)
- 四つん這い(5分間)
- 立ちポーズ(10分間)
- 立ちポーズ(10分間)
- 立ちポーズ(10分間)
- 座りポーズ(5分間)
- クールダウン(5分間)
最初と最後の10分は、強度3のレッスンと同じくらいゆっくりとしたウォーミングアップとクールダウンです。その間は、体を柔らかくして呼吸を整えます。
メインの40分は、ヨガでは珍しいほどのハイテンポな展開です。普段の1.3倍速でポーズを変えていきます。体をねじるポーズや体を伸ばすポーズが多いので、初めての方は驚くかもしれません。
LAVAエナジーヨガの消費カロリー
LAVAのエナジーヨガは、レッスン強度が4になっています。そのため、高いカロリー消費効果が期待できるプログラムです。
一般的なホットヨガレッスンの消費カロリーは、300〜350kcalぐらいとされています。エナジーヨガは、1時間のレッスンで約350〜400kcalのカロリーの消費が期待できます。ただし、カロリー消費量は、個人の体質や動き方によって異なりますので、参考程度にしてください。
LAVA(ラバ)エナジーヨガの効果は?
LAVA(ラバ)エナジーヨガで期待できる効果を紹介します。以下のようなものが挙げられます。
ダイエット効果
ストレス解消
活力がみなぎる
ただし、効果は個人差があり確約できるものではないため注意してください。
ダイエット効果
エナジーヨガは、運動量が多いため、大量に発汗します。消費カロリーが大きいため、ダイエット効果が期待できます。また、バランスポーズやダイナミックなポーズが多く、体幹を鍛えるのにも効果的な内容です。体幹を強化することで、姿勢が良くなり、基礎代謝が上がることが期待できます。また、体幹が強化されると、他の運動も効率的に行えるようになります。
ストレス解消
エナジーヨガは、音楽と激しい運動で体と心をリフレッシュするヨガです。全身の筋肉を使うので、他のことを考える余裕がなく、レッスン後はすっきりとした気分になります。
このプログラムではねじる動作が多く、内臓と背骨を整える目的もあります。背骨には神経がたくさんあるため、自律神経を整えて、リラックスとリフレッシュの効果が期待できます。
活力がみなぎる
エナジーヨガでは、プラーナを活性化させるポーズをすることが特徴です。また、音楽に合わせて、バランスやねじりのポーズを多く行うことで、内臓や神経系に刺激を与え、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。エナジーヨガは、やる気を出したい方におすすめです。
LAVA(ラバ)エナジーヨガで大切なプラーナとは
体の中には、プラーナというエネルギーが流れています。プラーナは、宇宙や自然や生き物の命の源です。エナジーヨガでは、プラーナを活性化させるポーズをたくさんします。
プラーナを活性化させるポーズ
- プラーナ
- 呼吸をするときに、鼻から胸に入ってくるエネルギーです。呼吸を深くすることで、プラーナをたくさん取り入れられます。
- ウダーナ
- 喉から頭に向かって上がるエネルギーです。ウダーナが強いと、話す力や考える力が高まります。首や顔を上げるポーズや、声を出すことで、ウダーナを刺激できます。
- アパーナ
- へそから下に向かって下がるエネルギーです。アパーナが強いと、体の不要なものを排出する力が高まります。お腹や足をひねるポーズや、力を抜くことで、アパーナを助けられます。
- サマーナ
- お腹の中で働くエネルギーです。サマーナが強いと、食べ物をよく消化したり、栄養を体に分け与えたりする力が高まります。サマーナは、呼吸のエネルギーと排泄のエネルギーが混ざってできるエネルギーです。サマーナは、体の中を平等にするエネルギーとも言えます。
- ヴィヤーナ
- 体の中を自由に動くエネルギーです。ヴィヤーナが強いと、体のバランスや調和が良くなります。体を大きく動かすポーズや、体の中心を意識することで、ヴィヤーナを広げられます。
プログラムの流れとパンチャヴァーユの動き
気の流れとポーズの関係を説明します。
ウォームアップでは声の振動と呼吸に集中して、心と体をリラックスさせます。ここではウダーナとプラーナを目覚めさせましょう。
立ちポーズ前半のチェアポーズなどで、下半身強化でアパーナを目覚めさせましょう。大地からエネルギーを取り入れるイメージで、下半身を安定させます。背骨の動きで体の中心を鍛え、体温を上げて汗をたくさんかくパートです。
立ちポーズ中盤では、スタンディングスプリットなどで体幹にエネルギーを集めて、サマーナを目覚めさせます。ツイストやバランスのポーズで、体の中心を意識しエネルギーを集めます。その集めたエネルギーで、難しいポーズに挑戦しましょう。
ワイルドシングなどダイナミックな動きで、体の中心から末端までエネルギーをめぐらせヴィヤーナを目覚めさせます。さきほど中心に集めたエネルギーを全身にめぐらせるることでエネルギッシュな自分に気づけます。
LAVA(ラバ)エナジーヨガでするポーズの一覧と注意点
エナジーヨガでは60分のプログラムのなかで、大きく8種類のパートに分かれています。パートごとに登場するポーズを紹介しますので、受講時の参考にしてください。ただし、店舗や時期によって違う場合もあります。
1.ウォーミングアップ
エナジーヨガのレッスンは、オームというマントラを唱えることから始まります。オームは、サンスクリット語で「神聖な音」という意味です。オームを唱えると、願いが叶ったり、行動が清められたりすると信じられています。
オームを唱えるときは、呼吸に合わせてゆっくりと発声しましょう。オームの後は、ヨガの基礎である腹式呼吸や胸式呼吸を練習します。深呼吸をして心を落ち着かせてください。
2.寝ポーズ
仰向けになってヨガマットに寝そべり、手足を上下に動かすポーズを繰り返します。手足を上げるときだけでなく、下ろすときにもしっかりと動かしましょう。
- 仰向けでバンザイのポーズ
- 片足を曲げてバンザイのポーズ
- ねじりのポーズ
- 両足を天井へ上げるポーズ
- ガス抜きのポーズ
これらのポーズは、筋肉や関節をほぐす効果が期待できます。ポーズを取る際には、呼吸に合わせて動き、無理のない範囲で行ってください。
3.四つん這い
四つん這いのポーズは、ヨガの基本的な体勢の一つです。四つん這いになるときは、肩の真下に手首、股関節の真下に膝がくるようにしましょう。また、膝は腰幅に開き、手のひらは大きく開いてマットをしっかりとらえましょう。
- カカトを押し出すストレッチ
- かんぬきのポーズで腕を回す
- トラのポーズ
- 三日月のポーズ(反対側も)
- チャイルドポーズ
- ダウンドッグ
- 前屈
- 山のポーズ
バランス感覚や体幹の強化が期待できますが、無理をしないで自分のペースで行ってください。
4.立ちポーズ前半
ここから、立ちポーズに入ります。ここから、メインパートなので激しくなっていきます。
- チェアのポーズで膝の曲げ伸ばし
- チェアのポーズでキャット&カウ
- 前屈でかかと上げ
- チェアポーズ
- プロペラのポーズ
- トラのポーズ
- 三日月のポーズのツイスト
- ダウンドッグ
➝反対側も行います。 - チェアポーズ
- チェアポーズでキャット&カウ
- 山のポーズ
ポーズの種類が多いので、最初は少し大変かもしれませんが、自分のペースで進めてください。必要なら休憩を入れても構いません。
5.立ちポーズ中盤
このパートでは、立ちポーズを連続して行います。ねじりのポーズが多いので、自分のペースで呼吸しながら行いましょう。
- 山のポーズ
- 踊り子のポーズから片膝抱えてねじりのポーズ
- 手をワシのポーズでスクワット
- ピラミッドのポーズからねじりのポーズ
- ダウンドッグ
- ウォーリア1
- ウォーリア2
- サイドアングルでバインド
- バインドのまま前屈してツイスト
- スタンディングスプリット(手は足のカカトを持って浮かせる)
- 前屈の軸足のカカトを上げて、反対の足を前へ伸ばし浮かせる、胸前合掌しキープ
- ねじりのポーズ
- ワイルドシング
- ダウンドッグ
- 山のポーズ(反対も繰り返す)
ねじりポーズでは、骨盤や腰の位置を意識して、呼吸と動きを合わせることが大切です。
6.立ちポーズ後半
立ちポーズを中心に、身体をねじったり伸ばしたりするポーズを行います。呼吸に合わせてゆっくりとポーズをとりましょう。
- 山のポーズ
- チェアポーズ
- 前屈
- プランク
- チャトランガ
- アップドッグ
- ダウンドッグ
- ウォーリア1
- ウォーリア2
- リバースウォーリア
- 三角のポーズ
- ハーフムーン
- ウォーリア3
- スタンディングスプリット
- スリーレッグドッグ
- ワイルドシング
- スリーレッグドッグ
- 半分の鳩のポーズ
- 側屈
➝反対側も繰り返す - ダウンドッグ
- チェアポーズ
- 山のポーズ
ポーズをとる際には、背筋を伸ばし、お腹を引き締めることを忘れないでください。ここで、立ちポーズのパートが終わりになります。
7.座りポーズ
ここでは、背筋や腰、肩、首などの柔軟性や血流を高める効果が期待できます。
- がっせきのポーズ
- 足を4の字にしてテーブルポーズ
- ねじりのポーズ
- 牛の顔のポーズで前屈
➝反対側も繰り返す - 前屈
8.クールダウン
ヨガの呼吸法を続けながら、仰向けになって全身をほぐしていきます。最後に、以下のポーズでリラックスしてクールダウンしましょう。
- 仰向けがっせきで太鼓橋のポーズ
- ガス抜きのポーズ
- 肩立ちのポーズで足を絡める
- 鋤のポーズ
- 足を絡めたワニのポーズ
- シャバーサナ
これで、終了です。しっかり水分を摂っておきましょう。
LAVA(ラバ)エナジーヨガの注意点は?
LAVA(ラバ)のマンスリーフリーでは1日2回まで受講できます。しかし、体力に自信がある方でも、できれば1日で2本の受講は避けたほうがいいかもしれません。強度4のレッスンなので、2本目の途中で疲れてしまう可能性が高くなります。
受講時に準備するもの
- 運動ができる上下の服装
- シャワー用のバスタオル
- 汗拭き用のフェイスタオル
- 常温の水1リットル以上
- 着替えの下着
- ヨガマット
LAVAのスタジオで、レンタルサービスの利用もできます。
※参考記事:LAVA(ラバ)のシャワーは争奪戦って本当?スムーズに使うコツと口コミを徹底解説!
立ち位置
エナジーヨガは、ポーズの変化が速く、身体の位置をかえるポーズも多いためペースについていくだけでも大変です。そのため、レッスンを始める前に、自分の立ち位置を決めることが重要になります。自分に合った立ち位置を選びましょう。インストラクターの近くか、上級者の隣で受講するのがおすすめです。
前のポジション
前の方に立つと、インストラクターの動きや声がよく見え聞こえるため、ポーズの確認や指示に従いやすくなります。ただし、前の方は、自分の動きが目立つため、恥ずかしがり屋の方や初心者の方は抵抗があるかもしれません。
中央のポジション
中央に立つと、周りの参加者の動きや声がよく見え聞こえるので、レッスンの雰囲気に合わせやすいことがメリットです。しかし、中央に立つと、周りの参加者との距離が近いので、窮屈に感じるかもしれません。
後ろのポジション
後ろの方に立つと、自分の動きが目立たないので、恥ずかしがり屋の方や初心者の方には安心です。また、後ろの方に立つと、周りの参加者との距離が広いので、ゆったりとレッスンを受けられます。
しかし、後ろの方に立つと、インストラクターから距離があるため動きが見えにくいうえ、声も見え聞こえにくくなります。また、同じ考えで初心者が後ろで固まってしまうこともあり、その場合は左右を見てポーズを確認するのが困難です。
水分摂取
立ちポーズでは、連続してポーズをとっていくため、水分補給のタイミングがありません。パートが切り替わるタイミングでしっかり摂っておきましょう。また、水分補給は、レッスン前やレッスン後にも行うことが大切です。
自分のタイミングで水分を摂ることは禁止されていないため、無理はしないようにしてください。
初心者
LAVA・エナジーヨガは、強度が高く、ポーズの変化が速いため、初心者の方は、ヨガの基本的なポーズや動きに慣れてからチャレンジすることをお勧めします。音楽に合わせてポーズを取りますが、音楽に翻弄されないように自分のペースを守ることも大切です。初心者の方は、強度が2.5〜3.0のレッスンから始めることをお勧めします。
ある程度ポーズを覚えて、身体が慣れてきたら、チャレンジしてみましょう。
生理中
エナジーヨガは、生理中の受講はおすすめしません。音楽に合わせて激しい動きを繰り返すため、生理の不快感や出血の量を増やす可能性があります。
まとめ
エナジーヨガは、音楽と声によって巡るエネルギーを感じながら、ダイナミックな動きを行うヨガレッスンです。レッスン後は、エネルギーが全身に満ちて、活力がみなぎるといわれています。LAVA(ラバ)のエナジーヨガは、ダイエットやストレス解消、活力向上などの効果が期待できます。
エナジーヨガは、ヨガのポーズに慣れている方や、ハードなレッスンを受けたい方におすすめのプログラムです。LAVAのエナジーヨガに興味がある方は、この記事を参考にしてください。
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