ヨガには心と体のバランスを整える効果があり、ストレスや疲労を軽減できます。しかし、さまざまな種類があるため、どれを選べばいいのか迷うかもしれません。
そこで今回は、ホットヨガスタジオLAVA(ラバ)で提供されているヨガフローベーシックについてご紹介します。ヨガフローベーシックは、ヨガの基本ポーズを学びながら、ダイナミックな動きで全身を動かせるため消費カロリーも高く、ダイエットにも効果的です。
この記事では、LAVAのヨガフローベーシックの特徴やレッスンの流れ、効果や注意点などを詳しく解説します。興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
目次
LAVA(ラバ)のヨガフローベーシックとは?ヨガの基本を学ぶレッスン
ヨガフローベーシックとは、LAVA(ラバ)の人気プログラムの一つで、音楽の旋律とヨガのポーズが調和し、体と心の自由を解き放つことができるレッスンです。音楽が自然にダイナミックなポーズへと導いてくれるため、楽しさを味わえます。
LAVAヨガフローベーシックの特徴
ヨガフローベーシックの特徴は、以下のようになります。
- 音楽とヨガの融合
- 呼吸と瞑想
- フローパート
それぞれの特徴について説明します。
音楽とヨガの融合
レッスン中は音楽が流れ続け、ポーズの始まりや終わりに音楽の強弱がハマるようになっています。音楽に乗ってポーズをとることで、楽しさや開放感を味わえます。疲れてきても、音楽が背中を押してくれることがレッスンの特徴です。
呼吸と瞑想
レッスンの最初に片鼻呼吸法と瞑想を行います。片鼻呼吸法は太陽のエネルギーと月のエネルギーを体の中に取り入れて調和させる呼吸法で、自律神経を整えます。瞑想は心を落ち着かせてからっぽにすることで、集中力を高めます。
フローパート
フローとは流れの事です。レッスンのメインは立ちポーズのセクションで、バランスポーズや体幹を使うポーズが多く、全身を大きく動かします。ポーズのキープ時間は短めなので、流れに乗って動きやすいです。
LAVAヨガフローベーシックの対象者
LAVAヨガフローベーシックは、より快適な呼吸ができるようになるためのレッスンです。ポーズの途中で息が止まってしまう方や、呼吸のリズムが一定でない方にとって、呼吸とポーズの調和を学ぶのに役立ちます。また、20種類以上の基本ポーズを体験できるため、ヨガの基本ポーズを学びたい方にも向いています。
音楽を通じてリラックスしたい方や全身の運動を求める方、汗を流しながらリフレッシュしたい方にもおすすめです。
初心者
LAVAでは、初心者でもおすすめしていますが、強度3.5とレッスンの中では少しハードなプログラムです。そのうえ、レッスンはアクティブでポーズの流れが速いため、ポーズを覚えていないとついていくのが難しいかもしれません。焦らずに最初に流れを覚え、2回目以降でポーズに集中しましょう。
ただし、後半の立ちポーズは休憩がなく、体力が必要なので穏やかなレッスンから始めることもおすすめです。経験を積んでからヨガフローベーシックに挑戦してみてください。また、体験レッスンもあるので、興味があるならまずは試してみましょう。
生理中の方
生理中でも。レッスンは受けられます。しかし、立ちポーズが大半を占め、休憩が少ないハードな内容のレッスンです。腹痛があったり、体調不良の人は避けておきましょう。
参加を避けた方がよい方
- 重度の心臓病や高血圧などの持病がある人
- 妊娠中や産後間もない人
ヨガフローベーシックは、全身を動かすことで、体温や血圧が上がります。参加したいけど、持病があり不安な場合は医師に相談するのもおすすめです。
LAVAヨガフローベーシックのレッスンの流れと時間
33度の室温で60分間行われるレッスンです。流れるようなポーズを短いキープ時間で行います。レッスンは以下のように構成されています。
- 瞑想(10分間)
片鼻呼吸(5分)を行い、瞑想(5分)で心を落ち着かせます。ここは、静のパートになります。 - 座位のポーズ(前半5分)
下半身や背中周りをほぐし、ポーズを行うための体を作ります。 - 座位のポーズ(後半5分)
ここでは、上半身の前面と体側をほぐします。 - 立ちポーズ(前半10~15分)
立ちポーズで上半身を動かし、体を活性化させます。 - 立ちポーズ(後半15~20分)
全身をダイナミックに動かし、エネルギーを高めます。一番激しいパートです。 - クールダウン(10分)
座り・寝ポーズ(5分)のあと、シャバーアーサナ(5分)全身を休めてリラックスします。
この一連の流れに従ってレッスンをすることで、心と体のバランスを整えられます。
LAVAヨガフローベーシックの消費カロリー
ホットヨガのレッスン1回での平均消費カロリーは300〜350kcalとされています。ヨガフローベーシックは強度3.5のため少しハードな内容です。そのため、一回のレッスンで350kcal以上のカロリーを消費できると考えられます。
楽しみながら消費カロリーを大きくしたい方には、ヨガフローベーシックはおすすめのプログラムです。ただし、消費カロリーには個人差があるため、気になる方は自分で測定してみましょう。
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LAVA(ラバ)のヨガフローベーシックの効果とは?心身の健康にプラスになる理由
ヨガフローベーシックには、身体の柔軟性や強さを高めること、心の平穏や集中力を深めること、そして自己表現や創造性を促進する効果が期待できます。ここでは、身体的な効果と精神的な効果に分けて紹介します。
音楽の効果
音楽は、レッスンの内容に合わせて選ばれており、ポーズの始まりや終わりに音楽の強弱がハマるようになっています。音楽は、心地の良い曲から力強い曲まで、さまざまなジャンルやテンポがあります。
音楽に乗ってポーズをとることで、音楽の魅力や感動を感じられます。音楽とヨガの融合は、特徴の一つで、他のヨガとは違った魅力があります。音楽が疲れた体の背中を押してくれて、そしてリラックス効果も期待できます。
ヨガフローベーシックで得られる身体的な効果
ヨガフローベーシックは、全身を大きく動かすことで、以下のような身体的な効果が得られます。
- 筋力アップ
- 柔軟性アップ
- 代謝アップ
それぞれの効果について具体的に説明していきます。
筋力アップ
立ちポーズやバランスポーズは、体幹や下半身の筋力アップに効果的です。特に、足首やふくらはぎ、太ももなどの筋肉が強化されます。筋力がアップすると、姿勢が良くなり、腰痛や肩こりの予防にもなります。下半身を引き締めたい方におすすめです。
柔軟性アップ
関節や筋肉の柔軟性アップに効果的です。特に、股関節や背中、肩などの可動域が広がります。柔軟性がアップすると、血流やリンパの流れが良くなり、冷え性やむくみの改善にもなります。
代謝アップ
筋肉が活性化され、基礎代謝アップに効果的です。また、汗をかくことで、老廃物の排出やデトックス効果もあります。代謝がアップすると、脂肪燃焼やダイエット効果も期待できます。
ヨガフローベーシックで得られる精神的な効果
ヨガフローベーシックは、音楽とヨガの融合によって心を解放することで、以下のような精神的な効果が得られます。
- ストレス解消
- 内省
- 前向き
その理由について、それぞれ説明します。
ストレス解消
音楽に合わせてリズミカルに動くことで、ストレスや緊張を解放します。特に、音楽の強弱やテンポに合わせて呼吸をすることで、心拍数や血圧が安定し、リラックス効果があります。
内省
内省とは、自分の考えや言動について深く見つめ直すことです。内省をすることで、自分の強みや弱み、改善点や目標などを客観的に理解できます。呼吸法や瞑想では、自分の心に向き合えます。特に、片鼻呼吸法は、自分の内なるエネルギーを調和させることで、心のバランスを整えます。
前向き
音楽に乗ってダイナミックに動くことで、前向きな気持ちになります。特に、音楽が背中を押してくれるようなポーズは、達成感や自信を感じさせます。前向きになることで、やる気やモチベーションを上げるのに効果的です。
ヨガフローベーシックで改善できる悩み
ヨガフローベーシックは、身体的な効果や精神的な効果によって、以下のような悩みを改善できます。
- 体力不足
- 姿勢の悪さ
- ダイエット
- 不安定な心
それぞれ、くわしく見ていきましょう。
体力不足
体力不足の方は、ヨガフローベーシックで体力をアップしましょう。全身を動かすことで、体力をつけられます。立ちポーズやバランスポーズには、持久力やバランス感覚を鍛える効果があります。
姿勢の悪さ
ヨガフローベーシックは、筋力や柔軟性をアップすることで、姿勢を改善できます。特に、体幹や下半身の筋力が強化されることで、背筋が伸びて姿勢が良くなる効果が期待できます。
ダイエット
ヨガフローベーシックは、代謝や脂肪燃焼をアップすることで、ダイエットに効果的です。汗をかくことで、水分や老廃物の排出も促します。ダイエットに挑戦したい方は、ヨガフローベーシックでカロリーを消費しましょう。
不安定な心
ヨガフローベーシックが心の揺れ動きを鎮め、感情の波を穏やかにする手助けをします。ストレス解消や内省をすることで、メンタルの不安定さを改善できます。呼吸法や瞑想には、感情を穏やかに整え、メンタルの安定を支援する力があるからです。
※関連記事:【本当に痩せる?効果は?】LAVA(ラバ)のホットヨガ、驚きのダイエット効果とは?
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LAVA(ラバ)のヨガフローベーシックでするポーズの一覧と注意点
最初に音楽のリズムに合わせて体を動かすか、呼吸に意識を向けるか考えておきましょう。レッスンの後半ではポーズが続けて行われるので、水分補給のタイミングがありません。そのため、レッスンの前と後には十分に水を飲んでください。
1.瞑想
10分間、静のパートになります。
①方鼻呼吸
安楽座に座って、右手の人差し指と中指を折り曲げます。親指で右の鼻をつまみ、左の鼻から息を吐きます。次に左の鼻から息を吸い、薬指で左の鼻をつまんで右の鼻から息を吐きましょう。
これを約5分間繰り返します。この呼吸法は、体内のエネルギーのバランスを整え、心身をリラックスさせます。
②瞑想
目を閉じて、自分の呼吸に集中します。雑念が浮かんでも、それにとらわれずに呼吸に戻ります。これを約5分間続けます。瞑想は、精神を落ち着かせ、集中力や自己認識を高めます。
10分終わると水休憩です。
2.座位のポーズ前半
5分ほどかけて、下半身や背中周りをほぐしていきます。体を痛めないためにヨガマットを使用しましょう。滑り止め防止のラグを併用することがおすすめです。
- 長座で足首を左右に揺らす
- バタフライのポーズ→前屈
- ツイスト
- がっせき
- 首のストレッチ
- 正座で手首のストレッチ
- キャット&カウの動き
長座で足先や足首を動かしてほぐし、胡坐で膝をバウンドさせたり、上半身をねじったりした後に正座で手首や背中をストレッチします。最後は、キャット&カウの動きで背骨を動かします。
後半の立ちポーズに向けて、しっかりほぐしておきましょう。
3.座位のポーズ後半
つづいて、5分かけて上半身の前面、体側をほぐしていきます。
- 船のポーズ
- リバースプランク
- 閂のポーズ
- ダウンドッグ
- プランク
- チャイルドポーズ
長座姿勢で船のポーズからツイストします。そのあと、長座姿勢に戻り、リバースプランクです。次に、閂のポーズで腕を回しましょう。反対も忘れないようにしてください。
四つん這いになって、ランクとダウンドッグを数回繰り返します。疲れたら、チャイルドポーズで一休みしましょう。
開始から20分頃で、座位のポーズが終わり一旦休憩です。
※参考記事:YogaFull【ヨガポーズ一覧】 ヨガポーズ写真でわかる 代表的なヨガポーズ一覧
3.座位のポーズ後半
つづいて、5分かけて上半身の前面、体側をほぐしていきます。
- 船のポーズ
- リバースプランク
- 閂のポーズ
- ダウンドッグ
- プランク
- チャイルドポーズ
長座姿勢で船のポーズからツイストします。そのあと、長座姿勢に戻り、リバースプランクです。次に、閂のポーズで腕を回しましょう。反対も忘れないようにしてください。
四つん這いになって、ランクとダウンドッグを数回繰り返します。疲れたら、チャイルドポーズで一休みしましょう。
開始から20分頃で、座位のポーズが終わり一旦休憩です。
4.立ちポーズ前半
次は立ちポーズで上半身をたっぷり動かしていきます。10分〜15分のパートになります。
- 半月のポーズ
- プロペラのポーズ
- ひばりのポーズ
- 三日月のポーズ
- 1本足のダウンドッグ
- コンドルのポーズ
- ウォーリア3(戦士のポーズ)
- 鷲のポーズ
半月のポーズで上半身を左右に傾けてストレッチしましょう。そのあと、プロペラのポーズで体幹とバランスを強化し、ひばりのポーズと三日月のポーズで骨盤と肩を整えます。ダウンドッグでは、体幹を鍛えます。コンドルのポーズで二の腕と下半身を引き締めたら、ウォーリア3と鷲のポーズで集中力を高めるまでが流れです。
反対側も同じようにして、このパートは終了です。ここで休憩になります。立ちパートの後編は20分近く連続で続くため注意しましょう。水が飲みたくなったらいつ飲んでも構いません。しかし、連続する立ちポーズの流れにのって動きたいのであれば、ここでしっかり水分を摂っておくのがおすすめです。
5.立ちポーズ後半
全身を大きく動かすパートです。音楽もクライマックスに入り、一番激しくなります。ここは、15〜20分のパートです。
- チェアポーズ→チェアツイストランジツイスト→ランジツイスト
- ウォーリア2→サイドアングル→リバースウォーリア→三角のポーズ
- ピラミッドのポーズ→ねじったピラミッドのポーズ
- ダウンドッグ
- 立位前屈→ハーフルックアップ
- 弓を引くポーズ
- 開く立木のポーズ➝立木のポーズ
- 山のポーズ
- 女神のポーズ
- 虹のポーズ
- ダウンドッグ
反対側も同じように行い、休憩になります。
4番目のダウンドッグのときに前後が入れ替わり、向きが後ろ向きになります。鏡をみて立ちポーズをしていたのが壁に向かってするためバランスを崩しやすくなります。開始時に後ろにポジションを取っていると、このタイミングでは先頭になるため、注意してください。
自分の動きを見られるのが恥ずかしい人や初心者は、最初に後ろを選ばないようにしましょう。前のポジションにすると、壁にあるマークやインストラクターの動きが見やすくなるからです。
6.クールダウン
音楽が穏やかになり、ここからクールダウンです。座り、寝ポーズに5分かけていきます。
- がっせき
- 真珠貝のポーズ
- ハーフブリッジ
- 橋のポーズ(太鼓橋)
- 片足のガス抜きのポーズ
- ワニのポーズ
- 赤ちゃんのポーズ
座り、寝ポーズがおわると安らぎのポーズで仕上げです。
- シャバーアーサナ
シャバーアーサナは全身をリラックスさせるポーズです。横になって全身の力を抜き、目を閉じて心を静めます。身体だけでなく、心も安らぎを感じる効果があります。
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まとめ
LAVA(ラバ)のヨガフローベーシックは、音楽とヨガの融合によって、心と体の両方に解放感をもたらす人気のレッスンです。このレッスンでは、ヨガの基本ポーズや呼吸法を学びながら、音楽に合わせてリズミカルに動くことで、新たな自分を発見できます。
LAVAのヨガフローベーシックの効果には体幹を強化し、ダイエット効果や冷え性の改善などの身体的なメリットだけではありません。自己内省や前向きな気持ち、深い呼吸によるリラクゼーションといった精神的なメリットもあります。
音楽はレッスンのムードを高め、心地良い曲を通じて癒しや元気、やる気を与えくれます。このレッスンに興味がある方は、ぜひ一度試してみてください。ヨガフローベーシックで、心とカラダのバランスを整えましょう。
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